英国
リヴァ・プール編


前日は完全なるアウェイ感にさいなまれて
嫌な気分になった小生だったが、時差ボケなのかなぜか朝5時に起床。
本国では午後の4時に起きるのが当たり前なダメな小生だが
外国では早起きだ!!時差ボケ万歳。
(本当に時差ボケなのかいまだに不明)
まー、本国では不規則な生活なので毎日時差ボケみたいなもんだ!



早朝のロンドンの街並みを散歩。
趣き深い家ばかりで、すごく気分がいい。



人ん家だからとて、かまわず激写。
このドア、いい味出してる。
そのあと半時は散歩しただろうか。
ロンドンの街並みに感化され、一気にイギリスが好きになったという。
アウェイ感は一気に昨日までのものとなった。
脳内で日英同盟の締結を行った。




そのあとは団体行動。
ロンドンを観光。いろいろ行きましたよ〜


ビッグ・ベン



ロンドン・アイ



ダリ展もヤッテタヨー♪



大英博物館。



てか大英博物館でミイラいくつか観たけど、あれって観ても
決して嬉しくなるようなもんじゃないな・・・
創作の意欲につながるわけでもないし、感動というよりは
「うわ・・・」(眉をしかめながら)という悲壮感のほうが大きい。
ミイラそのものよりも棺や内臓を入れるカノポスという壷のほうがおもしろかった。
エジプトの歴史ではラムセス2世やトトメス3世が好き。
抗争に謀略、領土侵攻などいろいろなエピソードがあるエジプト史。
もう一度勉強しなおしたいところ。

しかしこの大英博物館、規模も収容品数も世界最大の博物館。
それでもイギリス固有のものがほとんどないのは有名w




初めてイギリスで食べたまともな食べ物w
ローストビーフとヨークシャープディング。
そこそこおいしかったけど、食べ終わるころには飽きてるという。







んで、典型的な観光地のレビューをしてもアレなので
リヴァプールに行った話でも書いてきます。



行く直接のきっかけは、ゼミの先生がリヴァプールに二年間留学してて
その土産話を聞いて興味をもったってとこかな。
リヴァプールといえばサッカー。そしてビートルズの出身地。
基本的には社員旅行だったが、この日は個人行動の日だったので
個人主義な小生は一人リヴァプール行きの列車に向かう。
まず困ったのが乗り方。先生いわく
「イギリスの鉄道は電車と線路を管理してる会社が別なんですよ」
と言ってて、乗り方が違くてよくわからなかった。
何番ホームから出発するかよくわからない。
果たして本当に乗れるのか!?不安になってくる。
まさしく「Ticket to Ride」邦題・涙の乗車券 である。泣いてないけど。
警備員さんらしき人に教わってボードを見る。
どうやら出発の直前にならないと何番線から出発するかとかは決定されないらしい。



待つこと30分。15番ホームからの出発だ。
ちなみに9と3/4 番線はハリーポッターの世界へ行けますw
撮影地だったらしい。誰か教エロヨ!←聞き逃していた可能性が大




乗った電車。デザインがカッコヨイ。
本を読みつつ、のんびり列車にゆられる。
BGMはビートルズの「REVOLVER」!



のどかな風景。ロンドンをぬけるとずっとこんな感じ。



電車マニアとして駅看板を激写。
構図的に気に入ってるワンショット。



遠くに見えるのはおそらく原子力発電所。
シンプソンズでホーマが働いてるとこと同じデザインですよ。
(あいかわらずマニアックでわかりにくい例え・・)



昼食はスシ。米が不味いのを除けばわりと食える味でした。
付属のわさびが北海道産で漢字で書いてある。









リヴァ・プール到着(所要・約3時間)



田舎、ときいてはいたが、いやいやかなり栄えてる。



裏通り。ここは人少なかったかな。



これもお気に入りの一枚。
趣き深し。



マギー・メイズ・カフェ
ビートルズの「Maggie Mae」にちなんだ店。
さすがゆかりの地、こういったものが多い。



初のフィッシュ・アンド・チップス。
味は、、、というより、味付けは全く無くただ揚げただけなので
不味くはなかった。ただ、これが揚げたてじゃなかったら、ちとキツいな。
付属のビネガーなどで自分で味付け。



リヴァ・プール大聖堂。
英国で一番の規模をほこる大聖堂らしい。
とにかく巨大。この旅でみた2番目にデカいものでした。



「誰!?」
祭られている聖人ぽいが。。。ツッコミ所満載ないでたちで
小生を歓迎してくれました。



内部。最上階にも上って景色も眺めたよー。




中華街から抜けたところの街角。
家に描かれている猫がとてもクール。
この旅の中で最も好きな一枚。



ウォーカー美術館。
こちらの美術館は館内撮影がOKらしく
バシャバシャ撮りましたよ、ええ。



ヘンリー8世。この絵は有名やね。
画像が横でごめんなさい。

そのあとはテート・ギャラリーに
ビートルズが初めてライブをしたキャバーン・パブにも行った。



像は若き日のジョン・レノンみたい。




ビートルズ博物館。
年齢を16歳ですと言ったら子供料金で入れたヨー。
実年齢より若く見える東洋人だけが使える荒業。
ポールも64歳なのにインタビューで「僕は44歳だよ?」と
当然のように答えていたから、それにあやかったということでw
ここでジョージのピン・バッヂを購入。ジョージが一番好きなんですよ。


リヴァ・プールといえばビートルズですが
サッカーも忘れてはならない!本当は
グディソン・パークへ行って試合を観たかったのだが
時間も手段も金も無かったので、近くのサッカー・パブへ行ってみる。



イングランド代表VSウルグアイ代表の試合中だった。
パブの中も応援でヒートアップ!



エヴァートン(というチームがリヴァ・プールにある)
のユニフォームをもってたら
いつのまにか仲良くなっちゃってw
左から我、フレッド、ピーター、トーマス

トーマスが「今夜はどこに泊まるんだ?」と聞いたので
「アイ・ハブ・ノープラン」と答えると
「Oh my God!」と皆慌てはじめる。
どうやら、リヴァ・プ−ル近郊でサッカーの試合が行われていて
観光客や外国人たちがリヴァ・プールに多く泊まりに来ている。
宿なんてすでにドコもいっぱいになっているんだよ!!
ということだった。
・・・・このことを理解するのに約10分はかかったがw
事態のヤヴァさにやっと気付く。
「待ってろ、いまから探してやるからよ!!」と
友人に電話し始めるトーマス。
フレッドとピーターもパブにいる友人何人かに聞いてみてくれてた。
バーテンのクリスティーンが「あたしの友人とこあたってみようか?」と
友人に連絡したところ、なんとか1件空いてるユース・ホステルをget!
彼女は宿の行き方も教えてくれた。
なんて親切な人たちなんだろう!と感激!!

サッカーの試合終了後、皆はそれぞれ家に帰る。
そこで、なんとトーマスたちはタクシーで宿まで送ってくれた!!
ありがとう!!リヴァ・プ−ルがますます好きになった。
いつかまたどこかで会いたい。


宿に到着。
宿は宿でみんなほんと気さくで楽しかった♪



左から我、ペーター・ヒデオ、おじさん(名前不明)、アキ
ペーターはノルウェー人と日本人とのハーフで
日本語ペラペラだった!!久しぶりの日本語を交わす。
アキは日本人で一人旅の途中だという。
この若さで海外一人旅なんてスゴイ!


恐ろしく疲れていたので、やっと就寝。
明日はチェスターに行くぞー!と。


オマケ



リヴァ・プールの通りに貼られていた妖しげなチラシ。
日本でいう右翼みたいな団体のものか?
写真はヴェトナム戦争のだっと思う。
→chester