鎌倉入り05.1.7
〜方々・・・参る!〜

そういうわけで歴史と観光の旅が好きな小生は
冬休みの空いたスキマ時間を利用して「鎌倉」へ行ったわけです。
基本的に自己満足なテキストなんでお忙しい方はお暇なときにでもどうぞ。
2005年1月7日 小生が鎌倉入りを果たした日である。
鎌倉は中学校の修学旅行以来だ。
思えば観光コースを決めるのが実にめんどくさくて
全てを同じ班のやつに人に任せてた
他力本願野郎の自分でしたが、歴史や寺、仏像の魅力がわかるに従って
鎌倉や京都への思いがつのっていったわけです。
今じゃ観光コースを組むなんて考えただけでヨダレものだね。それは嘘だが。
まぁ魂の抜けてた中学時代は置いといて、再び小生はこの土地へ足を踏み込んだわけである。
出発 AM 6:00
釣りに行くわけではない
まぁ正月も7日を過ぎたわけですが朝早く行って仏閣などが空いてるにこしたことはない。
てか今回のコースはかなりたくさんまわれるように組んだので
わりかし急ぎ目での出発と相成ったわけである。
しかし寒い。気温はおそらくヒトケタだろう。
息を吐くとホワイトブレスが出る。道を行くとマンホールから白い煙も出ている。
まるでN.Yである。
大江戸線→新宿→湘南新宿ラインのりば
湘南新宿ラインの駅はとても独特な雰囲気。
寒さも伴ってまるでロシアだ。MP3ウォークマンで聴いているDOORSは
なんとなくこの情景にマッチ。
新宿→大船
西太井、新川崎、戸塚、、、普段は通らない駅を通過していく。
電車マニアの自分にはヨダレもの。マニアはあくまで自称だが。
大船→鎌倉
大船で乗り換え。鎌倉駅に到着。
所要時間およそ2時間。学校よりちょっと遠いくらいなのであるから驚き。
鎌倉入り AM 8:20

さっそく鳥居が見える。あれが噂の若宮大路だ。鶴岡八幡宮に続く道。
小町通りは後回しにしてまずはこの通りを抜ける。
中学時代をなんとなく思い出してきたが、どうも正確には思い出せない。

またも鳥居。

鶴岡八幡宮 AM8:30
まだまだ正月気分が抜けてない鎌倉とはいえ、参拝客はさすがに少なかった。
まぁこれから混んでくるんだろうけど。
朝の鎌倉はとてもすがすがしい。枕草子では「冬はつとめて」とある。
冬の朝は風情がある。

大銀杏である。
鎌倉幕府三代目将軍源実朝が甥の公暁に暗殺された場所で有名。
公暁はこの樹のうしろに隠れていて儀式で階段を下りてくる実朝を
斬りつけ殺害したのだとか。
「暗殺という政治行為は史上前進的な結局を生んだことは絶無といっていい」
と司馬遼太郎は『幕末』で暗殺について述べている。
鶴岡八幡宮→鎌倉国宝館
鶴岡八幡宮内にあり、ここには日本の国宝が多く展示されている。
400円という入場料のわりに、すぐに見終わってしまうが
葛飾北斎の絵は素晴らしいものがある。
鎌倉国宝館→神奈川県立近代美術館
これも鶴岡八幡宮の中に存在。開館直後に入館。
ジャン・プルーヴェ展を開催していた。
デザイナーであり建築家でもあるジャン・プルーヴェの作品は
時代の流れを感じつつも前衛的なものが多く感銘を受けた。
でも入館料800円は高いよな。
時間の都合で別館には寄れず残念。
寿福寺 AM 11:00

鶴岡八幡宮を出て徒歩15分ほど。
鎌倉五山の第三位に数えられる寺院である。
本当は鎌倉五山を巡る旅にしようと思ってたのだが第五位の浄妙寺が
かなり遠くありえない位置にあったので、時間の都合上断念する。
寿福寺だが、、、まぁ質素な寺でありガイドブックに載ってないのもうなずける。
鏑木清方記念美術館 AM 11:20

明治から昭和まで活躍した近代日本画家鏑木清方の美術館。
建物自体は小さかったが、鏑木の描く女性は艶かしく悩ましい。
鏑木清方記念美術館→小町通り
にぎわいをみせる小町通り。鎌倉では一番見店も多く、栄えている。
お土産に鎌倉山納豆を買ってみる。
味は・・・ 僕はおかめ納豆のほうが好きだなぁ・・・
鎌倉彫会館 AM 12:00

みなさんは鎌倉彫(かまくらぼり)というのをご存知だろうか?
おぼんなどを彫ってつくるアレですよ。
奥にある鎌倉彫資料館のほうがメインなのか
ここの施設はかなりやっつけだったのはナイショで。。。
あ、でも鎌倉彫は見てて楽しいよ。
鎌倉彫会館→本覚寺
日蓮の遺骨が埋葬されてるという寺。
鎌倉時代の仏教はおもしろい。末法思想を背景にいろいろな流派が生まれる。
まさに仏教における進化の大爆発。
昼は小町通りで買ったいなり寿司弁当をベンチに座って食べる。
弁当に対しては基本的に否定的な小生だが、このいなりはうまかった。
江ノ電に乗り次ぎは大仏を目指す。

江ノ電に初めて乗る。
中学時代は江ノ電の存在を知っていたかすら怪しかった小生であるが
実物のかわいらしさにおもわずシャッターをきる。
手前に映ってるのは外国人観光客。
車掌は写真を撮る小生とガイジンを見るなり
「うっわ〜、観光客ふぜいがまた写真撮ってるよ。うぜーな」
な顔をしていました。
鎌倉駅→長谷駅 所要約10分
長谷駅到着。大仏は中学のときにも見たはずなのだが長谷駅なんて駅名は
まったくもって覚えてなかった。まぁ魂抜けてたからな。
高徳院 AM13:00

でかい!!
こんなにでかかったのか!?シャレならんてマジ!!
しばらくながめてみる。この旅のある意味メインイベントのひとつでもあるしな。
いやぁ〜でかい。この一言に尽きる。
創立されたときは全身に金箔が貼られていたというからなお驚き。
ここでかなりイカしたお土産を発見。
しかしこれで500円は高い・・・しばらく悩んだ挙句購入。
かなりイカしているのでこのテキストのラストに公開。

大仏の内部。大仏の中に入れたなんて知らなかった。
まぁ中学のときは魂が抜け・・(以下略)
しかも大仏の中に入れると教えてくれたのは仲が良かったイギリス人のコです。
外国人が知ってて日本人の小生が知らなかったとわ・・・
でもそのコは日本にきてビートルズ知ったと言ってたしなぁ
(ビートルズをこれだけとりあげてるのは日本だけという話も)
高徳院を出ると何やら不思議な店を発見。
木刀やらヌンチャクやら手裏剣やらショーウィンドウにいろいろ飾ってある。
これが鎌倉で有名な武器屋である!
「ここはぶきとぼうぐのみせだ うってるものをみるかね?」
→「はい」
→「なにをかうかね?」
といった会話は無かったが、日本刀を始めサーベルから
バトルアックスまで豊富な品揃え!!
店員はカンダタのグラフィックのあんちゃんではなく
メガネの不思議系のお姉ちゃんでした。
日本刀「小鉄」や「兼定」にまじって「逆刃刀」までありました。
でも逆刃刀だけは売りきれでした。
むかしここでまっく〜が取材のためにコナンバーバリアンソードを買った
らしいのを覚えている。
高徳院→長谷寺
長谷といったら長谷寺。ここには何百体もの小さな小さなおじぞうさんがあった。
注文すればその小さなおじぞうさんをつくって個人的な供養をしてくれるそうだ。
おじぞうさん
そのあまりにも多くのおじぞうさんを見て俺が思った一言
ツインビー3のボス!?
1面のボスはこんな感じのおじぞうさまなのだ。(正式名称・クリスタル地蔵)
最初は1体だが倒すとどんどん分裂していって
最後には小さなたくさんのおじぞうさまになる。
今思うとあのボスを考え出したデザインセンスは秀逸なことこの上ない。
そのあとは長谷観音を見る。これも実に巨大。
残念ながら写真撮影は禁止なの。

長谷寺の展望台から海をのぞむ。
写真にチラっと映ってるのは小生。

甘縄神明宮 AM 12:45
三代目将軍源実朝がたびたび参拝したと言われている。
幕府における三代目というのは何かしら歴史に功績を残している。
その中でも実朝はやや例外で、将軍というよりは文化人として有名である。
金槐和歌集を編纂したことで有名な彼は争いに不向きな性格だったのだろうか。

旧川端康成邸
鎌倉で生涯を終えた作家川端康成。残念ながら一般公開はされていない。
いまではその子孫の川端さんが住んでるようです。
なんか佐川急便がきてて何か荷物を送り届けていた。
川端さん家に何が送られてきたのか実に気になる。
写真はもの足りないので小生を手だけでも登場させてみる。

鎌倉文学館。
この旅で最も寄りたかったところのひとつ。
写真は庭園で絵を描いてたおばちゃんに撮ってもらったもの。
鎌倉ゆかりの文学者に関係する資料や作品、直筆の原稿用紙などが展示してある。
前田家(花の慶次や利家で有名前田家ね)の別荘だったものを使用しているらしい。
そのレトロなつくりはとても落ちついた気分になる。
渋沢龍彦を期待してたのにそれに関連するものはひとつもなかった。
ただ彼が明月院のそばに住んでたというだけか。
一番多かったのは里見とんに関連する資料。
それと文人直筆の手紙が飾られているコーナーがあったが
どれも字がものすごく汚い。そういう書き方ではなく、なぐり書きなのだ。
しかし、三島由紀夫の字だけはとても綺麗だった。さすが!!
バスに乗り再び鎌倉駅へ。
鎌倉→北鎌倉 所要5分

円覚寺 PM 2:30
旅もそろそろ終盤。
北鎌倉に着きさっそくむかったのは徒歩2分の円覚寺。鎌倉五山の第二位。
何を基準に順位をつけてるのか気になる。規模だろうか。

あ!ここだ!!
やっと思い出した。中学のときここに来たことがある!!
魂が(略)とはいえ円覚寺を選んでたのはナイスチョイスである。
まぁどうせ誰かに任せてたんだろうけど。
しかしやっとのことで鎌倉に来た記憶がよみがえったのは情けない。
記憶力はいいほうなんだけどなー。
それはそうとこの円覚寺、なかなかの規模で見るべきところもたくさんある。
なかでも北条時宗公を祭った仏閣(?)も存在。
大河の北条時宗はわりと好きだったんだよなぁ。
時宗公の仏像は高校のときの日本史の資料に掲載されてるものと同じだった。
ここは抹茶を飲めるコーナーもあり出されたお菓子と共にお茶を楽しむ。
写真は管理人のおばちゃんが撮ってくれたもの。

北鎌倉 出発 PM 3:00
さぁてそろそろ帰還しなきゃね。
え?なんでかって?そりゃ決まっとるがな、小生このあと
バイトですもん

せっかくだからバイト中写真を撮ってみる。
Hが丘 PM 5:15
この日の書留の数は多くはなかった。これで多かったら疲労で死んでますがな。
7丁目を担当したが、、、「郵便の秘密」ってことでコメントはあえて自粛。
局員さんに「さっきまで鎌倉行って来たんですけど」と言ったら
「は!?」と言ってました。なかなかいいリアクション。
そんなわけでスキマ時間を利用して行ってきた鎌倉でした。
うむ、おもしろかったなぁ。疲れたけど。
んで、さきほど高徳院で購入したイカすお土産なんですけど、これがそうです。

本気レトロ!!
昭和の香りがするよ、こわいよぉママァ〜〜
この本、さわった感じ表紙がツルツルなんです。
いまだにこの質で製本しつづけているのが素晴らしい。
妹弟に見せたら大爆笑してました。
この本、いろいろな作者がかんのんさまについて
ありがたいお話をまんがに描きおろすという
いまふうに言うトリビュート形式なわけですが
1話目のタイトルがなぜかいっすんぼうし。。。

もちろんかんのんさまは出てきません。
出てくるのは老夫婦と鬼と姫だけです。
個人的には6話目の『おさと さわいち 千日まいり〜心の目をひらけ〜』が好きです。
絵のタッチが渋くてさいとうたかおみたいなんですもの。

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まぁこんな感じの鎌倉旅行記でした。
みなさんもたまには一人ぶらり旅に出てみてはいかが?
完
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